ワンマンライブ@渋谷O-WEST、無事に終えることが出来ました。
関係者含めて600人超の方が来場してくれました。
本当に心から感謝しています。
だからこそ何から書けば良いのか分からない。いっそのこと何も書きたくないなぁなんて思えたり。
今回のワンマンの話が初めて出たのは去年の11月。
新横浜BELL'Sの小山社長の提案だった。
正直実感湧かなかったし、「何で?」って感じだった。
それは挑戦してみたくないとか、ビビってるとかそういうことじゃなくてね。
イメージが出来なかったんだよね。
今考えると、そのイメージを出来なかったことこそが、フロウズンの活動における最大の弱点であったのかも。
500という数字はあくまで数字であって結果ではあるんだけど、その結果を出すための責任感、それこそが今回の挑戦において最も必要なモノだったと思う。
500人のお客さんの前でワンマンライブをやる。
2500円のチケットを500人の人間がお金を出してフロウズンの為だけに会場へ観に来てくれる。
それに対する答えは楽曲はもちろん、サウンド然り、ステージング然り、言動・行動然り、生活然り、体調管理然り・・・。
全てにおいてその責任を問われる。
この何ヶ月かでメンバー同士の衝突は何度となくあった。
それはきっと全員が全員何かしらの責任感が欠落してたから。
それを指摘し合い、時には暴力沙汰になりながらも、今日という日を迎え、成功を収められたのは、それぞれがミュージシャンとして、人間としての成長を出来たからだと思う。
正直ね、500人入らなかったら解散!って俺は考えてたんだよ。
大の男4人が死ぬ気で頑張って、たった500人ぽっち(変な風に捉えないでね)の集客も出来ないようなら、よっぽど才能がないか、運がないか、努力が足りないかのどれかだと思うもん。
もしくはこの4人の組み合わせが悪いか(笑)
まあ、いろんなバンド活動があるから一概には言えないけど、俺は音楽で飯を食いたいって思ってる人間だから。
解散したかったわけじゃないけど、ソールドアウト出来なかったら絶対バンド内のモチベーションは下がるだろうし、今後さらに上へ、なんて思えるわけないしね。
そう思えないのに続けてても意味がないと思った。
もちろんそれでもフロウズンを愛してくれる人が大勢いるってことは分かってるよ。
でも俺が目指してるのは、高校生の時ベースを手にしてバンドを始めて、いい歳して今も活動しているのは、500人動員するためじゃないし、もっと上を目指しているし、もっと上へ行けるって自信があるから。
じゃあゴールはどこなのかなんて分からないけどさ。
幸いソールドアウトも出来て、良いライブも出来て、ここで終わりじゃなく未来を見て活動を続けていけることになった。
今の4人はベストメンバーだと思える。
そしてその4人がさらに成長して各々のベストを出していけたら、もっとたくさんの人たちにフロウズンの音楽を届けることが出来るんじゃないかと思う。
自分達フロウズンのことばっかり書いてきちゃったけど、フロウズンに関わる全ての人達の力で成し遂げられた今回のワンマンだと思ってます。
もし今回のライブアルバムが出せるなら、4人が生まれてから今まで出会った人全員の名前をスペシャルサンクスに載せたいよ。
「自力で500人ソールドアウトに挑戦」
その「自力」って言葉には、これを読んでるあなた達の力も当然含まれているんだよ。